エンジニアになってIT系の業界で働きたいと考えてきた人の多くは、若い頃から高給料で働くことを目標にしています。
システムエンジニアを代表として、システム開発に携わって大きな成果物を世の中に打ち出すような花形の仕事に従事できるのは若い頃だけです。
体力と気力が必要とされる業界だという認識があるため、しっかり稼げる若いうちに高収入を得ておく必要があります。
独立してフリーエンジニアになる場合も収入を上げることが目標である場合が多く、体力も気力もあるうちに精一杯働いて稼ぐことが目指されています。

真っ当に稼げる若い頃に給料に執着して働くと、同時にキャリアも構築することができます。
エンジニア自身がそれを計画している場合もありますが、結果論である場合も少なくありません。
しかし、ある時点から、若さを武器にできなくなった際に働く職種についても考える必要があります。

一般的には、将来的に安定した給料が手に入る職種を探し、それまで培ってきたキャリアを活用して働ける道を探るのが通常の流れです。
十分なキャリアがある場合にはそれを足場にして管理職を目指したり、IT系コンサルタントになったりすることも可能であり、給料の高い待遇で安定して働くことができます。

それが達成できない場合でも、優秀なスペシャリストとして活躍できる場合もあります。
若い頃から高給料で働きたいという目標を掲げてそれなりの成果を出したエンジニアは、それだけ成功の道を歩む可能性が高くなるでしょう。
その成功例が多いことからも、年収にこだわる若い世代が増えています。